面接 尊敬できる人
2002年2月21日まだ早いのだが就職活動をぼちぼち始めている。
1府5県に就職情報資料請求をし
さっそくそのひとつが届いた。
就職活動といえばやはり面接である。
私は極度の緊張症のためまだ1年先のこととは
思いながらもついつい面接のことを考えてしまう。
質問の定番といったらやはりこれであろう
−貴方の最も尊敬できる人はだれですか?
またそれはなぜですか?−
それはですね、私の場合は友人です。
一時的ではあるにせよいじめを受けたことのある
私だが、潜在的にトラウマがあるのか、どこか
人に対して臆病なところがある。仲良しになっても
こちらから連絡をとるのが怖かったり気がひけたり
それは今でも変わらないのだが、そういうわけで、
長い付き合いの友人は一人もいなかった。
しかし
京都に暮らし始めて1年間私にとって最高の友達が
できた。
その子は小さい頃から大人の汚い部分であるとか、
いうなれば世間の裏側を見てきた子で、
恐ろしく人の感情の変化に敏感な子である。
今までに出会ったことのないタイプの人間だ。
こんな人がいるのかと思った。
とにかく尊敬している。
普通、小さい頃から裏の世界を見てきたら
まともな大人にはならないと思われがちだが
彼女は心に受けたたくさんの傷を全部やさしさに
かえたのだ。奇跡のような人だよ、まったく。
私がどんなに人生の坂道を転げ落ちようと、
その子は必ず私の力になると彼女は言った。
もし逆の立場ならわたしも必ずそうしたいと心から
思った。そういう友達にめぐり合えたのが
人生最大の収穫ですかね。4月からは彼女と
違うクラスになるし、実家も遠いので就職したら
本当に離れ離れなのだがそれでも彼女とはずっと
親友であれる自信がある。
嗚呼素晴らしきかな人生
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